「今の姿は仮の姿」
私達は、概して変化を好みません。それは、変わることに不安があるからです。北の僻地に住む人がいます。私から見るともっと温暖で過ごし易いところに移ればよいのにと思うのですが、住み慣れたところがいいようで、なかなか新らしいところへは移動しません。
仕事でも同じように、傍から見るともっと良い方法があるのにと思うのですが、当事者はなかなか昔からのやり方を変えないものです。変化をしないということは、進歩しないとイコールなのです。私達はこのような仕事振りをしていないでしょうか。実は、今ある姿はみな仮の姿であり、これをよりよいものに常に改善し続けることが大切なことなのです。今より、もっと良い方法を追い求める努力をしてみましょう。やってみて駄目だったら、戻ればいいのです。それは失敗ではなく、この方法では駄目だという新しい発見です。私達は、いつも試行錯誤をし続け進歩していきましょう。変わることを恐れず、サンワの挑戦の精神で、今の自分の仕事を見直してみて下さい。
山川和邦