「天皇制のすばらしさ」
今回は、普段は触れない話になりますが、今の日本の天皇制について考えてみたいと思います。このような類の問題には、まず日本国民が議論を避けるようなところがありますが大変大事なことで、もっと真剣に考えることであると思います。私も詳しく勉強をしているわけではないので、余り偉そうなことは言えないのですが、単純に考えてみれば、この天皇制という制度は、素晴らしい知恵のある制度ではないかと私は思うのです。日本国として、長い間、続いているのは、日本には天皇という象徴があったからだと思います。国内の戦争はありましたが、みな内戦で、天皇はいつの時代でも日本の象徴として国民から守られてきました。ですから、国家としての日本が揺らぐことはありませんでした。もし、この象徴とする天皇が居なかったら、どうなのでしょうか。内戦では済まず、政権を奪うための大きな殺戮が繰り返されたでありましょう。また、そのような状況であれば、日本国民の一体感は失われ皆、自分の利益で動くような国民になっていたと思います。当然、今の日本の存在はなかったでしょう。日本のような象徴としての天皇が居ない外国が、どのような状態になっているかを見れば分かります。天皇という大きな象徴があり、それを中心に団結してきたことが日本の成長の大きな要因であると思います。会社でも、同じようなことがいえるかも知れません。
山川和邦