「話の聞き方、本の読み方」
私達は色々の人の話を聞いたり、本を読んだりすることで自己の成長に大いに役立たせてもらっていますが、さらに、効果のある極意をお伝えしようと思います。立派な方のお話しを聞くような機会があります。多くの場合、何百人、何千人の聴講者と一緒に聞くことになります。そのため自分の頭の中では私は、何百人分の一人と思ってしまいます。本でも同じです。50万部売れた本であれば、この本は50万冊分の一冊という感覚です。しかし、そうではなく、私一人だけのためにお話して下さっていると思ったらどうでしょうか。勿体無くて、居眠りなど、とんでもありません。一言一句聞き逃すまいと、真剣に聴きます。また、私だけのために、この本を書いて下さったと
思えたらどうなのでしょうか。大切に読みませんか。私達がこのような聞き方、読み方をすることで話し手や作者に対する敬意を表せますし、何よりも、自分にとってすばらしいことだと思います。