1月の標語は「努力に勝る天才なし」です。
人には色々の才能がありますが、「努力」できるという才能が
何にも勝るという意味でしょう。
ドラッカーさんも、次にように著書に書かれています。
「私は45年間、いろいろな組織のエグゼクティブと働いてきた。
しかし、いまだかって一人として、天性のエグゼクティブ、
生まれつき成果をあげるエグゼクティブに出会ったことはない。
成果をあげている者はみな、成果をあげる力を努力して身に付けて
きている。そして、それを日常の習慣にしてしまっている。」
とこのように述べられています。
誰でも成果をあげる努力を惜しまず、それを日常の習慣にまで
落とし込めれば、それ相応の成果を実らせることは可能だという
ことです。こういう言葉を聞くと、元気が出ますね。
エジソンも「天才とは1%のひらめきと、99%の汗である」
と言っています。きっと人から天才とか言われるのが、
実は気に入らなかったのだと思います。自分は少しも天才なんか
ではなく、99%の汗つまり「努力」で勝ちとった発明であること
を知って欲しかったのだと思います。以前、野球のイチロー選手も
同じことを話していたのを思い出します。
また、私たちは一所懸命に努力している人には応援をしたい、
手助けをしてあげたいと思うのが人情です。どんな人も、
人の手助け無しでは成功はおぼつきません。
つまり、「努力」は、事を成すには、才能以上に大切な条件
と言っても良さそうです。
サンワも愚直な努力の継続で、ここまで成長を続けてきました。
2020年オリンピックイヤーがいよいよ始まります。
この大事な年に向かい「努力に勝る天才なし」の言葉をもう一度
皆で噛みしめ、ひたむきに立ち向かっていきましょう!
山川和邦