「仕事観」
仕事をどのように捉えるかにより、その人の働き振りに大きな影響を与えると思います。本当のところは仕事をしないので済むのであれば、それに越したことはないと思っている人が多いようです。
それは仕事を生活のためと考えている人だと思います。その人達にとっては、仕事は仕方なくしていることで嫌なことなのです。月曜病と言われるように、月曜日になると憂鬱になり、体調を崩す人達です。これでは、折角の人生をつまらないものにしてしまいます。
仕事は生活のためという意味も勿論ありますし、初めはほとんどの人がそうであったと思います。しかし、仕事を一生懸命にすればするほど、仕事のもっと大事な意味を感じてくるようになるものです。世の中は、様々な仕事をその人の適正に応じて頑張ることで、潤いのある社会が作り上げられます。また、さらに仕事を通して自分自身をも成長させてくれる大変有難いものなのです。
私達は、仕事を一生懸命にすることで、世の中と自分自身を成長発展させるために生まれて来たといってもいいと思います。私自身は、仕事=人生と言っても過言ではないと考えています。
仕事はできればやりたくないものと思って生きるのか、あるいは人生で一番価値あるものだと思って生きるのか。
答えは決まってくると思うのです。
山川和邦