「人生と仕事は一対」
私が、幸福感を感じる時は、仕事が旨くいっているときです。仕事に悩みを抱えているときに、ゴルフをしても、楽しくありません。一方、仕事が順調なときの趣味は、思う存分に楽しむことができます。
よく、人生は仕事とプライベートを旨く両立させていくことが、とても良いことであるように、誠しやかに言われますし、ほとんどの若者は、この意見に同調しているようですが、私の人生経験からは、そのようには思えないのです。仕事が旨くいってこそ、プライベートも楽しくできるのであって、両立ではなく、仕事が先なのです。
そして、仕事が旨くいくことは、自分を取り巻く多くの人を幸福にしますし、自分や家族を守ることになります。ゴルフがいくら旨くなっても、周りの人を幸福にはできませんし、家族も守れません。その点、仕事は幸福をもたらしてくれる女神のようなものだと思います。
私は、人生と仕事は一対と言って良いと思うのです。充実した仕事が充実した人生を作ります。仕事から得た悟りは、人生への悟りに通じます。このことは多くの先人達が教えてくれています。
サンワヒューマンは、甘い言葉に惑わされず、本道を真っ直ぐに進んで、人生の後半に、幸福を感じることのできる充実した人生を歩んで欲しいと切に思います。
山川和邦