「時計の針の音」
皆さんは、深夜時計の針の音が気になって眠れなかったことは、ありませんか。普段は聞こえることのない針の音がチクタク、チクタクと、はっきり聞こえるのです。気にすると余計に聞こえてきます。深夜で周りの雑音が消えることもあると思いますが普段は、深夜でも全く聞こえていません。昔から、「耳を研ぎ澄ます」という言葉がある通り神経を集中すると、いつもは聞こえるはずのない音が聞こえるのです。座禅なども、集中する(あるいは無になる)ことで、ある独特の世界に入れるようです。同じように、私達も仕事に真剣に集中することで、普段は見えない何かを発見することができるのです。画期的な新商品やビジネスモデルなどは、みな真剣に悩んでいるところから、生まれています。
今、私達が取り組みを始めた「業務改善」も同じです。皆んなで、ど真剣に取り組めば、きっと素晴らしい成果を出すことができます。生みの苦しみというように、新しくチャレンジしていくときには、多くの困難が待ち受けています。しかし、困難が大きければ大きいほど、それを乗り越えたときの達成感は素晴らしいです。今年の12月には、何としてもこの達成感を皆んなで味わいましょう!
山川和邦