「太陽の光で、紙を焼く」
小学生の頃、学校の授業で太陽の光を虫眼鏡を通して焦点を絞り、紙に当てていると紙が焼けてしまうという実験をしたことがあります。皆さんも記憶にあると思います。太陽の光を普通のガラスを通していくら長時間当てていようとも、決して紙が焼けることはありません。要するに、力が分散してしまっては、影響力はほとんどないということです。一方、力を分散させず、一つの焦点に全精力をつぎ込めば大きな力を発揮できることを証明してくれています。サンワの今期2大戦略の一つであります「ニッチトップブランド」はまさしくこの考え方です。仕事内容だけでなく人生の生き方も同じですね。 仕事に全精力を結集すれば、必ずや紙を焼いてしまうほどの結果をだすことができるでしょう。
山川和邦