マナーと収入
先日、TA課の人と懇談会をしたときの話です。TA課の人は仕事柄、色々な会社さんへ電話をします。そのときの先方の会社の対応は、まちまちですが、大体次のようなことが言えるそうです。それは、上場企業と未上場企業の対応の違いです。同じ断るのでも、上場企業は思いやりのある断り方を
してくれるところが多いとのことです。一方、未上場の企業では、かなりひどい断り方をするところも多くあるとのことでした。また今、私の住んでいるマンションと10年前に住んでいたマンションの人達を比較しますと、以前のマンションでは、エレベーターで一緒になっても、みんな知らん顔していているのが普通です。誰もおかしいとも思いません。日本では、ごく一般的です。 しかし、新しく越してきた今のマンションでは、エレベーターで誰かと乗り合わせますと、誰もが挨拶をしてくれます。欧米並みのマナーです。私が言うのもおかしいのですが、このマンションはある程度の収入のある人が入っているマンションです。このような事実を見てみますと、どうも多くの収入を得ている人の方が マナーがいいと言えるようです。また、企業としてみても、当然上場企業の方が未上場の企業より収入が多いです。マナーの良い人やマナーの良い会社が、収入も多く得ているということになります。この事実に、早く気が付く必要がありそうです。
山川和邦