スポーツ競技では、攻守のバランスということが
よく言われます。また、確かに野球などを見ても
良いピッチャーが居て守りが強いチームが優勝する
ことが多いです。名選手の人達や競合チームと
言われるところに共通していることは、目立たない
ですが、意外と守りが強いことです。私も昔、
高校卓球部の指導をしたときにこのことに気付き、
他の学校とは一線を画して守りの練習に時間を掛け
ました。このことが要因になり、練習時間の少ない環境
でしたが、2年連続でインターハイの代表選手を
送り出すことができました。
しかしながらです。こと仕事に関しては、
「攻撃は最大の防御」というこれほど合う言葉は
ないと感じています。勿論、凡ミスばかり起して
いるような仕事レベルなら論外ですが、ミスは起さなく
とも言われたことだけしかしていないような仕事内容
では、早晩その会社は立ちゆかなくなるでしょう。
営業であれば、攻めの営業展開をしているのか。
営業以外であっても、常に新しい試みにチャレンジして
改善改良を重ねているのか。イノベーションを起して
いるのか。これらのことが会社存続発展の重要な鍵と
なります。サンワは、38年間、攻めの仕事を続けて
来ました。それが今日の存続発展に繋がっています。
3月の標語は、「攻めの仕事をしよう」です。
全社員がこの標語の意味を理解し、実行をお願いします。
2017年度も引続き好業績を維持し、
サンワを存続発展させていきましょう。
山川和邦