「分業の意味」
もしも、無人島に一人で漂着したと仮定してみましょう。
生きていくために食料の調達から家作りまで、
すべて一人で考えなくてはなりません。
得意なこともあるでしょうが、どうしたらよいのか
途方にくれることもあるでしょう。
しかし、もしも10人で漂着したのならどうなるでしょうか。
恐らく、各人が得意分野を担当し、協力分業してそれなりの
ものを作り上げると思います。
組織の成り立ちも実はこれと同じことなのです。
会社も社会も分業協力すればよりよいものが出来上がります。
物作りが得意な人、計算が好きな人、体力には自信のある人、
地道な作業が好きな人、気配りの出来る人、接客の得意な人、
外国語が出来る人、チームをまとめるのが好きな人、
様々な人達が、この世の中には存在しています。これはまさに
天の配剤です。各人が自分に与えられた職務に特化して当たれば、
必ずやその道のプロになると思います。
一人一人がバラバラに動くよりも、
チームを組んで、分業することの意味を感じます。
私達サンワヒューマンは、自分の職務に全力投球することで、
一隅を照らし自らの生きがいや、やりがいを見つけていきましょう。
そのことが会社を発展させ、世の中に貢献することに繋がって
いきます。
昨日の方針発表会では、見事にこの分業が発揮され、
素晴らしい式典になったと思います。
山川和邦