「普段点が大事」
オリンピックも間もなく幕を閉じます。各種目ですさまじいメダルの争奪戦が行われましたが、終わってみれば、ほとんどの種目で勝つべき人やチームがメダルを獲得しています。見ているものとしては、自国の選手に何としても金メダルを取って欲しいと思いますが、残念ながら、普段世界の中での実力のない選手がメダルを取ることはまずありません。本物の実力を備えていなければ、金メダルなど取れるものではないのです。
私達の仕事でも同じことが言えると思います。日頃からよく頑張っていて実力のある人やセクションが1年間を終わってみれば、やはり良い成績を残します。社内5S大会で優勝するセクションは普段から綺麗に整理整頓のできているセクションです。日頃の整理整頓ができてなく汚くしている人やセクションが大会のときだけ素晴らしい成績を収めるというようなことはありません。
普段点の良い人には周りも応援してくれます。オリンピックでも演技を競うような競技では、例え実力選手の本番での演技が余り良くなかったとしてもそのままの点数ではなく多少なりともプラスされた点数が付くはずです。それは普段の演技を知っているからです。会社でも今まで一度も遅刻をしたことのない人が、遅刻をしてきたからと言って、頭ごなしに叱る上司はいないと思います。むしろ何かあったのではと心配をしてくれるはずです。日頃の勤務態度を知っているからです。
私達サンワヒューマンは、毎日を地道に努力し、本物の実力を身に付け周りからも応援をして頂ける人となり集団となるよう努力していきましょう。
山川和邦