「一生懸命にやると面白い、適当にやるとつまらない」
私は40歳の時にゴルフを始めました。丁度ゴルフが流行っていたときで、お客様のところのゴルフコンペも盛んに行われており少しでも商売の役に立てばと思い始めました。始めるみると夢中になる性格で一生懸命に練習をしました。自分で言うのもおかしいですが、長足の進歩でコンペでも優勝できるような実力になり、次の日がゴルフともなるとワクワクしていたものです。
その後、バブルの崩壊で、コンペも極端に少なくなり、私のゴルフ回数も減ることになります。
ゴルフへの熱も冷めて、適当にプレーをするようになってしまいワクワクなどという気持ちは無くなりました。
しかし最近、心を入れ替えどんなことでも同じするなら一生懸命にした方がいいと考え、ゴルフもプレーする時には全力で取り組むように意識を切り替えました。そうすると、こうしたらどうだろうとか、色々と考えるようになり、上手くいったり失敗したりしますが、とにかく一生懸命に取り組んでいると充実感があり楽しいのです。また、思わぬ良い成績が出ると感動もさせてもらえます。
私はこのゴルフを通じて、題名の「一生懸命にやると面白い、適当にやるとつまらない」ということを悟らせて貰ったのです。
仕事も一緒で、適当にやっていると感動がなく、只時間の経過を待つだけのつまらないものになってしまいます。一生懸命に打ち込んですると、難しい仕事を成し遂げた時、大きな案件を受注した時、
目標を達成した時など、大きな感動を頂くことができ、充実したやり遂げたという幸せ感に包まれます。どんなことでも同じするなら一生懸命に楽しくすることです。特に、仕事を一生懸命にすることほど、自分にとっても、関係する周りの人達にとっても、また、社会にとっても価値のあるものはないと今では断言できます。
山川和邦