「才能は鉄のようなもの、熱しないといけない」
人それぞれが、独自の才能を内に秘めていると思います。しかし、現実には、その才能を開花させている人は少ないように思います。才能は、そのままでは役に立たず、磨く必要があるからです。鉄板焼きの高級料理店では、毎日鉄板を磨き上げてピカピカにしていますが、そのようなものです。
鉄は熱することで、加工が可能になります。熱しなければ、硬いままで、意固地な人間と一緒です。放っておくと、錆びてしまいます。
人間も一緒で、まずその人が情熱を持っていないと、折角の才能も硬いままで、錆び付いてしまいます。才能を活かして使うかどうかは、実は自分自身にあります。情熱を持って、諦めることなく、物事に取り組めば、硬かった鉄(才能)も柔らかくなり、思うような形に加工できるのです。
私達サンワヒューマンは、まず、この情熱にかけては、どこの会社にも負けないようにしようではありませんか。それは、私達が本来持っている各自の素晴らしい才能を開花させ、私達の目的や目標を実現させてくれるに違いありません。
山川和邦